映画『幸せになるための27のドレス』にみる自分の認め方
キャサリン・ハイグルという女優さんが好きで、タイトルに書いた『幸せになるための27のドレス』という映画を観た。
ストーリーはまぁ、よくあるようなドタバタロマンティックコメディーなんだけど、主人公のジェーンみたいな人は現代社会にとても多いよねって思った。
なぜなら、ジェーンは人に頼られることを自分の存在価値とし、無理難題もノーと言わず頼まれればなんでもこなす。
超わがままな妹に好きな人を取られようが、なんともないふりをして二人の結婚式をサポートする。ブライズメイトという仕事(日本でいうプランナーさんかな?)をバリバリにこなし、他人の結婚ばかりを眺めては満足し、自分の本当の願望に全く気付いていないのだ。
簡単に言えば「いい人」。
でもそれは他人にうまく利用されるだけの「都合のいい人」。
そこに気づかず、ジェーンは「自分がいなきゃつとまらないの!!」と、パンパンになったスケジュールをこなす毎日を過ごす。
超わがまま放題の妹に呆れているし、かなり我慢もしてる。自分はこれだけやってるのに、なんで私は報われないの?
「いい人」の周りには必ずそういった神経を逆なでるような人がいる。
わがまま放題の妹が見せている部分は、実はジェーンが自分の中に押し込めすぎた、本当はこうしたいのにという願望の自分なのだ。
毎日を忙しく頑張りすぎてるあなたにぜひ観てもらいたい作品。
途中ジェニーが酔っ払って、エルトンジョンの「ベニー&ザ・ジェッツ」を躍り狂うシーンがわたしは好きなんだけど、最初「この曲、CD持ってたような、、、」と思ったら「マイガール2」のサントラだった。
べ、べ、べ、ベニーアンざジェッツ!!!
- アーティスト: サントラ,ビーチ・ボーイズ,ザ・テンプテーションズ,クリフ・エイデルマン,スティルス,ナッシュ&ヤングクロスビー,ジョニー・リヴァーズ,スプリームス,ジャクソン・ブラウン,スティーヴ・ミラー・バンド,エルトン・ジョン,リック・プライス
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/01/19
- メディア: CD
- この商品を含むブログを見る
Elton John - Bennie and The Jets feb 2013