私の中のワタシを忘れるために

錠剤は一粒ずつしか飲み込めない人が書くブログ。

映画『幸せになるための27のドレス』にみる自分の認め方

キャサリン・ハイグルという女優さんが好きで、タイトルに書いた『幸せになるための27のドレス』という映画を観た。

キャサリン・ハイグル - Wikipedia

 

ストーリーはまぁ、よくあるようなドタバタロマンティックコメディーなんだけど、主人公のジェーンみたいな人は現代社会にとても多いよねって思った。

なぜなら、ジェーンは人に頼られることを自分の存在価値とし、無理難題もノーと言わず頼まれればなんでもこなす。

超わがままな妹に好きな人を取られようが、なんともないふりをして二人の結婚式をサポートする。ブライズメイトという仕事(日本でいうプランナーさんかな?)をバリバリにこなし、他人の結婚ばかりを眺めては満足し、自分の本当の願望に全く気付いていないのだ。

 

簡単に言えば「いい人」。

でもそれは他人にうまく利用されるだけの「都合のいい人」。

そこに気づかず、ジェーンは「自分がいなきゃつとまらないの!!」と、パンパンになったスケジュールをこなす毎日を過ごす。

 

超わがまま放題の妹に呆れているし、かなり我慢もしてる。自分はこれだけやってるのに、なんで私は報われないの?

 

「いい人」の周りには必ずそういった神経を逆なでるような人がいる。

わがまま放題の妹が見せている部分は、実はジェーンが自分の中に押し込めすぎた、本当はこうしたいのにという願望の自分なのだ。

 

毎日を忙しく頑張りすぎてるあなたにぜひ観てもらいたい作品。

 

 

 

途中ジェニーが酔っ払って、エルトンジョンの「ベニー&ザ・ジェッツ」を躍り狂うシーンがわたしは好きなんだけど、最初「この曲、CD持ってたような、、、」と思ったら「マイガール2」のサントラだった。

べ、べ、べ、ベニーアンざジェッツ!!!

 

マイ・ガール2

マイ・ガール2

 

 


Elton John - Bennie and The Jets feb 2013