悩みが無いわけではなく、悩みを消化するのが早いだけ。
最近色んな人に「悩みとかあるんですか?」と聞かれることが多いような気がしたので、なんでそう見えてるのかを考えてみました。
まぁ、実際「悩みってなに?」と聞かれましても「うーーん……」と考えてしまったから、そんな大した悩みは今の所ないのだろうけど、強いて言うなら恋人にガン無視されることくらいなのですが、それももう一周まわってチョットどうでもよくなってきている自分がいます。
だって言っても変わらないし、私がどうこう出来る領域でもないし、言われてから行動されるよりも自発的に行動してほしいし、興味が無くなれば別れればいいだけの事ですからね。
今書いたように、悩みには自分でどうにか出来る領域と、出来ない領域があります。
私は悩みが無いわけではなく、このように「どうにか出来るもの」はどうにかするし、「どうにか出来ないもの」は諦めるしかないことが分かっているので、悩みが悩みじゃなくなるのが早いのだろうとおもいます。
恐らく多くのひとが、自分ではどうにも出来ない領域のことについて、いつまでも悩みすぎなんですね。
それともう一つ。
常に何かに悩まされている人は、「悩むこと」が好きな人なんだとおもいます。
これは私も昔そうだったので分かるんですが、問題を解決することよりも、その手前で「被害者になっている自分」が好きなんです。
何故なら、被害者は他人に構ってもらえるから。その方法でしか人と関わることが出来ない人もいます。もちろん本人は無意識ですが。
常に話のネタが旦那・妻や会社の愚痴ばかりの人はこの傾向があるような気がします。
なので、分からないうちはこのような人の話を真剣に聞いて、どうにか解決するような提案をしてしまいがちですが、無駄です。
真剣に悩みを解決したい人とそうじゃない人は、少し話を聞けば分かります。
「でも、だって」を会話に挟むでしょう。
責任を周りになすりつけて、自分は棚の上。
気をつけておかないと、そのうち周りに誰もいなくなってしまいそうです。
悩みに対する最終的な対策は、「ま、いっか。何とかなるやろ。」ですね。
どうにもこうにも身動きが取れない問題には、何処かに〝遊びのスキマ〟が出来るまで保留することも大事です。