ロックは死んだ
先日、ほっともっとにお弁当買いに行った時にポテトも買おうと楽しみにしてたら、「メニューからなくなりました。」と言われてものすごくショックだった。
ほっともっとのポテト、美味しかったのにな。
時代がEDMの波に乗り、どこもかしこもダンスポップやエレクトロの要素を取り入れた音楽が溢れていた。それらが悪いわけではない。そもそも私はそういったEDM系の音楽も大好きだし、日常でもよく聴いている。
職種が変わっても「時代の流れに沿う」というのは抗えない大事な要素ではある。カルチャーというものは流れが移り変わるスピードも早く、その要素が大きく反映しやすいと思う。
私はジャンル問わず様々な音楽を日々の気分によって聴くが、個人的に多くしっくりくるのが90年代のオルタナティブ、グランジ、とかにカテゴライズされているようなバンドだろうか。(基本音楽はグラデーションだと思っているのでそもそもジャンル分けは意味ないのだけど。)
かつて〝オルタナティブ、グランジ〟と呼ばれたバンドたちの多くが、自分たちが売れた時代の音色から新たな要素を取り込んだり捨てたりし、変容していってるように私は感じる。
「初期の頃がよかった」と言われたり、「今は今ですごくいいね」と言われたりするだろう。一人の人間に変化や成長があれば、それが創り出す作品に表れるのは顕著である。
わかりやすいところで言えば、私が中学生時代にとてもお世話になって近年もアルバムを出したり活動してるレディオヘッドやプライマルスクリーム、ベック、ブラー、などが個人的にはアナログ感の方が好きだなーという感じ。
SNSなどで世間の感想をたまに見かけるけど、最近の彼らもすごくいいねって評価が多くて、今の時代にマッチした音作りに成功してるんだろうなって思う。
そんな中、最近ダイナソーJrの最新アルバムを聴いてみた。
Give a Glimpse of What Yer Not
- アーティスト: Dinosaur Jr.
- 出版社/メーカー: Jagjaguwar
- 発売日: 2016/08/05
- メディア: CD
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彼らは全然自分たちのスタイルを崩してないように私は感じた。(彼らは元々ハードコアパンクらしいけど)「あぁ、これこれ。ダイナソーJrってこんなだったよ。」って思いながら聴いていた。
マスシスおじさんの泣きの轟音ギターソロも健在。
わたくしずっと〝マスシス〟って思ってたんだけど、〝マスキス〟っていう人もいるけど、もう〝マスシス〟でもいいよねっ??ね、金髪ロン毛おじさん!!
Dinosaur Jr. "Tiny" live on Jools Holland 5-24-2016
やっぱこれですかね。