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私の中のワタシを忘れるために

錠剤は一粒ずつしか飲み込めない人が書くブログ。

頼り方を間違えたらコバンザメに格下げですよ

以前、お笑いの千鳥の大吾が、お給料のほとんどを後輩におごるご飯代につぎ込んでしまって生活費がなくなる。という話を聞いたことがある。

世間一般的にも男性は縦社会で、先輩は後輩に飯をおごるという変な暗黙のルールみたいなものがあるようだが、女性は主に横社会なため、女性同士の先輩後輩関係というものに「ご飯をおごる」というルールは特にないように思う。

こういった男性の縦社会の話を聞くたびに、私はいつも「しょーもないなぁ」と思ってしまうのである。

「あの人はこの業界ですごい人」みたいなのを気にするのも男性社会によくある光景で、それを聞いてもその人自身を知らない私にとっては、その人が「どうすごいのか」わからないので、「ふーん」くらいにしか思わない。

そして(実力があろうがなかろうが)オモテでは幅きかせてチヤホヤされていて、そんな人と知り合いというだけで後ろ盾に寄りかかって強がっている人たちの関係図をはたから見ると、本当に「しょーもない」としか言葉が出ない。

いくらその道ですごい人だとしても、最低限の礼儀さえわきまえて、あとはふつうに接すればいいじゃない。と思ってしまう。

 

昔、働いてた店のお客さんからデートのお誘いをいただいたことがあって。私は興味なくて断り続けていたのだけれど、すごくしつこくて。しまいにキレたその人が「店を燃やすぞ。俺は山口組のもんと知り合いなんやけの!」みたいな感じで脅しにかかってきたことがあった。

 

『だけ なん(何)?燃やしたければ燃やせば?私困らないし。』

と言ったらそれからパタッと止んだ。

そもそも当時の私は本気で山口組のことを知らなくて、「私が山口(苗字)じゃ。」と思ったのだけれども。

 

先に書いた先輩後輩関係も、このコバンザメにも、よくよく観察すると「支配と依存」の関係が成り立っている。

上に立とうとする側は下に依存させることで自分の価値をそこから判断し、下につく側は「すごい人と知り合いの自分」というラベルを身につけることで自分の価値を決める。上に立つ側は下がいないと〝上〟にはなれないため、ある意味〝下〟に依存していることになる。つまり、この「支配と依存」は入れ替えることもできる。

 

いくらイケメンでも、お金持ってても、いい車にのってても、女にモテても。

一人で何もできないことほどカッコ悪いもんはない。

「支配と依存」の関係から抜けるためには自分自身と向き合い、「自立(自律)」を選ぶことになる。

多くの人は「自立(自律)」を恐れるあまりに、負のスパイラルにとどまる方を選ぶのだろう。

その方が簡単でラクだから。