私の中のワタシを忘れるために

錠剤は一粒ずつしか飲み込めない人が書くブログ。

電話恐怖症

恐怖症というとちょっと大げさだけど、わたしは電話が苦手だ。

かかってくる分は全然いい。けど、電話を自分からかけるのがとても苦手。

 

たまにマッサージや美容室や飲食店などの予約で電話をかけることがあるが、これも仕方なく仕方なくかけている。

最近は少し慣れたけど、私がどこかに電話をかける時の様子は我ながら酷いと思う。どれくらい酷いのかというと、「昔の少女漫画に出てきそうな、目がキラキラした10代の女子が初恋の◯◯君にラブレターを渡すために校門の外で待っているドキドキ」を35歳のいい歳したおばさんがやってると想像してもらいたい。

そして現代はスマホが普及し、LINEが当たり前になっているが、昔のケータイも持ってなく友達に電話したくても家電にかけて本人が出ることを祈る、あのドキドキ。

 

それくらい私が電話をかける時は、いつ何時もドキドキしている。

そしてスマホの画面に番号を表示しつつも、「通話」のマークをタップすることがなかなかできず、消しては表示し、消しては表示し、を何度か繰り返したのちに、「でぇぇぇいっっ!!!」と押すのである。

 

「そろそろ去勢手術してもらわないとな〜〜」と、飼っているオス猫のタマタマを取ってもらうため、どこの動物病院に連れて行こうか悩んでいた昨日。

治療費も良心的で、実家の犬もずっとお世話になっているため、先生の顔も知っているわりと近所の動物病院にお願いしようとスマホをとった。

 

自分が休みだったためその日にしてもらえるとありがたかったが、そんなことは無理だよね。準備とかもあるだろうし。まぁ、とりあえず聞いてみるか。と思いドキドキしながら電話をかけた。

診察中だったのか、結構待った後切ろうかなと思った瞬間、先生が出た。

 

「初めてなんですけど、、猫の去勢手術をお願いしたいんですが、、、。」

というと、

『去勢手術というとオス猫ですね、いつがよろしいですか?』

と聞かれたので、(あら?結構急でもできるもんなのかな?)と思い、

「今日とかはぁ〜〜、、、」というと、

『いきなりはムリっ!』

と、怒られてしまった。

 

そうですよね。でもそんな言い方しなくてもいいじゃん。

聞くと、手術の前の日の19時から食事なしで、そのまま連れて行かないといけないらしく。

それならそうと、先に説明してほしいよ先生。とか思いながら、無事に予約日を決めお願いすることになった。

 

こんな風にたまに何かの店とかに電話すると、店側の誘導がない人がいて、そういう時の電話が一番嫌だったりする。なんて言えばいいかわからないままこっちの(とりあえずの)要望を言うと、「そんなことも知らないで電話してきたの?」とでも言いたげな空気を電話越しに送ってくるのがすごくヤダ。

美容室なら〝カットしたい〟とか〝パーマとカラーしたい〟とか言うことはできるけど、マッサージ屋さんなんかで急に「メニューはどうされますか?」と聞かれるとちょっと困る。「メニューはお決まりですか?」の方が答えやすいのかもしれない。

 

居酒屋の予約をした時にメニューを聞かれたことがあったけど、あの時も困ったなぁ。

その時はむしろ情報誌に書いてあったコースをお願いしたのに、それが全く伝わっておらず、勝手に飲み放題になってたり料理は単品で頼むようになってたりして。

 

わたしのドキドキを返してよぅ!!