私の中のワタシを忘れるために

錠剤は一粒ずつしか飲み込めない人が書くブログ。

AVを観る男を許せない女について考えてみた

 


 

 

いま、星野源の「蘇る変態」を読んでいて、〝エロについて〟という部分からいろいろ思うことがあったので、ちょっとそんな感じで書いてみます。
 
 
以前どこかで聞いた話で、「真面目で性に関して淡白そうだった彼氏がAV持ってるのを見つけて、腹が立ったからディスクをハサミでザク切りにした」という話。
 
聞いた時は「わぉ!!」って思ったけど、世の中にはけっこうそっち側の女性が多いらしく。
グーグル先生に聞いてみてもなかなか厳しい答えが返ってきますね。
 
内容にもよる。とか、娘を持つ親としてどうなのか?とか。
 
わたし個人が思うに、反対派の女性はなんだかんだ理由があれど、結局は「私という女がいるのに他の女で欲情するなんて!キィ〜!」というのが本音なのではなかろうか。
 
わたしの中で、男がAVで一人でするってのは、女が嵐のコンサートDVDみてきゃぁきゃあ言うのと似てるんじゃないかな、という感覚がある。(女がみんな嵐好きなわけじゃないが)
 
なので、わたしの場合でいうとAV観るくらい全然いいし、何系なのかに興味があるし、なんなら見つけたAVをネタにゆすって、ジワジワいじめたら楽しそう♡とかおもいます。
 
 
だかしかし。世の反対派女性はそうはいかないらしく、「ぬく場合もわたしに言って!」という意見もあるようです。
 
それはちょっと違うんじゃ、、と、思わないでもないですけど。
 
反対派女性の意見をみていくと、どうやらその根底には「自分と比べられている、自分に価値がないような気がする」という気持ちが隠れているようです。
 
自分が相手にされていない→寂しい→怒り
 
みたいな感じでしょうか。
 
じゃあそんなあなたに聞きます。
相手にされるような、何かしらの努力はしてますか?と。
 
これ言うと怒られるかもしれませんが、わたしが個人的に色々な人を観察していて思うのは、努力してない人ほど文句を言っている。あるいは、努力のベクトルが違う。ということ。
 
エロいパンティはけばいいってもんじゃないと思うんですよ。多分。
だって、相手がそこに興味なかったら終わりじゃないですか。
 
毎日ちゃんとメイクしてますか?髪は整えてますか?週に一回パックしてますか?見えない部分に気を使ってますか?もう歳だからって、おばさんみたいな服選んでませんか?子供がいるからって、安心してませんか?
 
女は母親になる。たしかに、妊娠したら身体も変化する。
でも、それを理由にして女を捨てるのは個人の自由で、わたし自身はまだ結婚もしてないし子供もいないけど、結婚もして子供もいて、「女」も大事にしていてとても魅力的な女性を何人も知っている。
 
「女」を大事にする。ということを、「遊べ」と勘違いしてはいけない。
 
 
女性の自慰行為は汚らわしいという人も多いかとおもいますが、わたしはアリかナシかと聞かれれば、アリだとおもいます。
何故なら、自分がどうされたら気持ちいいと感じるかを知る方法でもあるし、そこを知らないままセックスしても楽しくないから。
 
AVを観る男を許せない人は、おそらく女の自慰行為も許せないんじゃないかなと思うんですが、一度こっそりやってみたらいいとおもいます。知らない扉が開きますから。(本気で嫌いな人は無理する必要はないですが。)
 
とにかく、色んな方法で自分のことを可愛がることですかね。
 
 
……って、おまえはどうなのか?と声が聞こえてきそうですが、ご想像にお任せします。
 
 
 
「幼い時にあった無垢な可愛さは消え、可愛さを求める心と裏腹に、厳しい女同士の社会性に順応するにつれ、精神はたくましくなっていく。そんな中で女の子が『可愛さ』を磨くということは、幼い頃から摂取してきた『可愛いね』という言葉を意識的に自分に与えさせようとする自己愛なのではないか。そして時には男という対象が消え、ただ己のために美を追求しはじめる。それも自らを癒す=自慰ということに繋がるはずだ。」
(「蘇る変態」星野源 著)
 

 

蘇える変態

蘇える変態