引き寄せの法則を有効利用する時に知っておきたい3つのこと
先日、コンビニの本コーナーにあった雑誌アンアンの特集が「引き寄せの法則特集」だったのを見て、「ついに大衆雑誌にもこういったものが特集されるようになったのか」と思った。
anan SPECIAL あなたの願いを叶えましょう! 「引き寄せの法則」で幸せになる。 (マガジンハウスムック)
- 作者: マガジンハウス
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2016/05/14
- メディア: ムック
- この商品を含むブログを見る
言葉に付属した意味合いとか期待感が、「引き寄せ」のプロセスをかなり上回っている感じはあるものの、引き寄せシステムというのは存在するとわたしは実感している。
これはもちろんどんなものにも有効で、正しく意識を使えばちゃんと望み通りのものが自分の元にやってくる。『正しく使えば』ね。
こうやって「引き寄せ」とかいうと、何か大きな願い事とか達成したい目標に使おうと最初に思いがちだけれど、私たちはこのシステムを無意識に使って毎日の生活を日々続けているといっても過言ではないと、私は思う。
【How to ??】
意図、感情、信じる。この三つがポイントになっている。
・意図する
自分が心から望むモノに意識を向ける。ここで多くの人は〝望まないモノ〟に焦点を当ててしまうために、自分にとって正しく作用しない。
人がお金を欲しがる時、本当のところ〝お金〟が欲しいわけではなく、〝お金を使って得る何か〟を欲している。
恋人を強く欲していれば、恋人という存在を介して得られる〝安心感〟を実のところ求めているのかもしれない。ではその安心感とやらは〝恋人〟という存在からしか得られないのか?それを自分自身に深く掘り下げてみた時、そうじゃないことを発見する。
安心感を求めているということは、今、その人は不安なのだ。では何が不安なのか。そこまで自分に問う。すると本当に自分が望んでいるものが見えてくる。
・感じる
来月に海外旅行を控えているとする。その時、もうすでに意識は旅行先の現地に飛び、ガイドブックを見ながら行きたい店に、あなたは〝行っている〟。意識の中で。
恋人とデートするために洋服を買いに行くとする。選びながら、あなたはすでにデートしている。意識の中で。
この時の感情は心から自然と現れた純粋なものだと思う。
・信じる
過去記事「信じるということについて考えてみた」にも書いた信仰の話になるが、
自分の望んでいることが当たり前に起こることを知っている時、その起こってくる出来事に対して自然と準備するだろう。
トイレに行きたいと思った時、「もしトイレが壊れていたら、なくなっていたら、どうしよう」などという心配はしないはずだ。
信じることと期待することの違いを腹でわかっていないといけない。
わたしの体験
私は26歳で独立したが、当時貯金はゼロだった。(今も貯金はないけど)
始めようと決めたキッカケは、先に「この店舗を使いませんか?」という話が来たのと、勤めていた店を辞めたかったというタイミングがたまたま重なったから。
「まぁ、失敗したらその時考えればいいや。また働けばいいし。」
みたいな感じで、誰かに相談することもなくすぐに独立することを決めた。
不思議とお金が(事実上)ないことに不安もなく、90%以上を占める身内も含めた周囲の人たちのおかげで、なんとか自分の店をスタートすることができた。
今考えると、私はゴーサインを出しただけだったのかもしれない。
恋愛に関しても、今までは本当に自分の望むような人ではなく、ただ寂しいだけの穴埋めとか、相手を利用するような気持ちがあったのかもしれない。
自分が変わるわけでもなく、相手に嫌な部分を見つけたらすぐに切り捨てるような、そんなことを何度も繰り返してきたように思う。
同時に、自分自身のことも認めれてなかったように思う。
映画「グッドウィルハンティング」を観た時、わたしは悟った。
求めていないものばかり求めてきた。
幸せを得て、それが壊れるのが怖かったのだと。