テレビを捨ててかれこれ3年ほどが過ぎようとしていますが
なんでも思い立ったらとりあえず実行してみる癖がある私は、ある時、もともと自発的に電源を入れることがほぼなかったテレビをじっと見つめて考えてみた。
「人が生活をするとなると必ず買うモノの一つのこいつがなくなったらどうなるんだろう?」やってみなくちゃわからない。そして、捨てた。
薄型とはいえ32型のテレビは、6畳に置くとわりと場所をとる。ホコリも集めるし、掃除も面倒くさい。テレビ一つなくなるだけで、かなりのスペースが確保できた。DVDを観れないというデメリットはあったものの、まぁ、パソコンで観れるし。そんなに画質とか音質とかこだわらないし。全然オッケー。捨ててよかった。
「テレビがなかったら普段家で何をするんですか?」と訊かれるけど、「本読むか、ケータイでブログ読むか、猫と遊ぶか、寝てます」と答える。
以前はお笑いとか好きだったけど、近年の芸人のネタの乏しさに残念ながら私の心はくすぐられない。パターンが決まりすぎている。それ、誰でもできるじゃん。と言いたくなる。だからテレビは全くもって必要ない。(モヤさまだけは観たいからDVDで観ます)
テレビを捨てた、という話に戻る。
そんなノリで、もっと何かを捨ててみたくなった。いらないもの、ではなく、「普通は一家に一台あるけどコレ実際なかったらどうなるんだろう?」というものを。
次に捨てたのが電子レンジ、炊飯ジャー。
炊飯ジャーは圧力鍋があれば全く必要ない。むしろ圧力鍋の方が米も美味しく炊けるし、そして早い。玄米もモチモチに炊ける。
問題は電子レンジ。これはちょっと悩んだ。なぜかというと、オーブンレンジだったので、私はたまにパンやお菓子を作ることもあったしグラタンなどのオーブン料理ができなくなるな、、、と考えたらちょっと寂しかったから。
っと思ったのもつかの間、「ま、どうにかなるやろ。なかったらなかったなりの!なんか、あるやろ!」みたいな感じですぐに捨てた。電子レンジはなんか体にも影響あるみたいだし。
そして洗濯機。これは捨てたわけではなく、壊れた。
洗濯機はあったほうがいいかなとは思う。今実際ないままなんだけど、まぁ、なくても大丈夫みたい。コインランドリーさんに儲かってもらうため、週に1、2回ほどコインランドリーさんに洗ってもらう。だってフカフカになって気持ちいいんだもん。
というわけで、うちにはただいまレギュラー家電といえば冷蔵庫のみで通常運転してます。何も困ったことはありません。
こうして考えてみると、普段身の回りにあるものって当たり前にそこにあるけど、きっとなければないなりにどうにかなるんだろうな〜と思う。ただ、「ちょっとだけ贅沢」したいための便利な道具なのかもしれない。
冷蔵庫だって、わざわざ保存しなくてもいいじゃないですか。結局買って入れてたって、腐って捨てるものもあるじゃないですか。水だって本当は常温で飲んだほうが体にはいいみたいだけど、それよりも喉ごしを優先したくて冷蔵庫に入れるわけでしょう。
一般的に、結婚したら大きい冷蔵庫を買うのが私にはよくわからなくて。何をそんなに大量に保存するんだろ、、、と思っちゃう。(実際子供がいる友人宅の冷蔵庫の中をみる機会があって、ほとんどものがなくスッキリしているのを見たため。)
ものがある当たり前の状態を一度疑ってみると、住み心地をよくするために何かを買い足したり大きな家を求めることよりも、もっともっと簡単な方法があるのかもしれないなーと思いました。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
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